~明治神宮・不思議の森を訪ねて~

晴れ渡る空の下、11月16日(土曜日)明治神宮の森の見学会が行われました。森の歴史を紐解いてみようと、参加者25名は、ガイド坪倉さん自作の資料を片手に歩き始めました。

参道をしばらく歩くと神橋(しんきょう)があります。その下を小川が流れどこか懐かしい風景にめぐりあいます。北池周辺の広場から空を仰ぎ見ると、高層ビルの建物が凛と立ち並び、足元からは100年前、公園の父・本多静六らが目指した太古の原生林がうっそうと広がります。ドングリから若い木が育ち、森は途絶えることなく世代交代を繰り返しているのです。今、40万本もの常緑広葉樹の森となり、鳥や虫たちも、私たちを楽しませてくれています。

交流会・食事をはさみ、東屋、お釣台、清正の井戸をめぐり1日の行程は終了しました。 ゆっくり歩きたい、季節の変化を感じたいなどと思われる方、もう一度足を運んでみてはいかがでしょうか?森はやさしく語りかけてくれるでしょう。最後にアンケートにご協力ありがとうございました。 皆様のお声を大切にして行きたいと思います。

(桐生記)(撮影・林)

★編集の都合で、当日の写真は後づけになります。ご了承ください。