第7回さいたま地域会議in熊谷

平成29年11月21日(火)、第7回さいたま地域会議in熊谷が開催されました。

園芸福祉士7名と、埼玉福興㈱の新井社長の8名が参加されました。

当日は少し、風が冷たかったものの、気持ちの良い晴天にめぐまれました。

この日は、自然の恵みというものを実感する一日となりました。

最初に訪問した埼玉福興㈱では、オリーブの木々の葉の輝きが、私たちを迎えてくれました。これらのオリーブは、障がい者の方たちが日々、世話をしているものです。

オリーブオイルのテイスティングもさせていただきました。それは、搾油してまもない、無濾過のオリーブオイルです。これは、この時期にしか味わうことのできない貴重なものです。まろやかさと、野性味を兼ね備えた味にみなさん感動されたようです。

オリーブ畑にはヤギさんたちがいて、オリーブの葉をのんびりと食べていました。その姿にも癒されることができました。

昼食は、埼玉福興㈱で育てられた野菜を扱うレストラン、パブリックダイナーさんで頂きました。メニューは野菜と肉のサンドイッチとサラダ。みなさん、自己紹介等をおこない、楽しく食事をすることができました。

その後、埼玉県農業大学校へ。埼玉県産の木材をふんだんに使った校舎は温かみにあふれていました。このようなところで、のびのびと、農業を学べる学生さんたちをうらやましく思いました。圃場への道を歩く途中には、色彩豊かな花々が並べられており、私たちの目を楽しませてくれました。

最後は埼玉生協病院へ行きました。施設のところどころに植えられた野菜、ハーブ、花、木々。「慣れないながらも頑張ってやっている」と、施設の職員のかたが語っておられました。元気な植物とともに、利用者さんの方々も元気になっていく姿が思われ、応援したい気持ちになりました。

今日、出会った、様々な植物たち。見て、触れて、聴いて、嗅いで、味わって。それぞれの場所でそれぞれの生き方をしている植物たちの姿をとおして、私たちはその恵みと、美しさを感じることができました。その想いをとおして、今回、参加された方たちが、みなその絆を強めることができたと信じています。みなさん、ありがとうございました。(対馬 記)

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