白岡のオープンガーデンで ★地域会議in東京★

オープンガーデンとは個人の庭を一般公開することで、1920年代後半より英国で始まった催しです。日本では1997年頃のガーデニングブームをきっかけに、各地で広まり日本独自の方法で拡大してきました。
今回は白岡地区(埼玉)で第五回となるオープンガーデン開催にあわせて、5月21日(土)地域会議in東京を行いました。
五月晴れのもと、白岡駅に集まった参加者11名は徒歩15分程の鍋谷ガーデンに到着しました。目印の旗がゆれ、山好きのご夫婦が集めた山野草のコーナーとネグンドカエデのシンボルツリーの下、淡いピンクやブルーを基調にしたバラやミヤコワスレ、イチゲ、マーガレット、オルレアなど手作りの小鳥の巣や花車等と合いメルヘンの世界でした。スキルアップ東京
次の大槻ガーデンはカラフルなバラが満開でブッシュ仕立てやスタンダード仕立て、フェンス仕立て、壁面に広がるウォール仕立てなど、バラの見本園のような庭で優雅な香りに包まれました。また遠方まで見渡せる庭には赤、白、黄、ピンク、青などのヤグルマギク、アグロステンマ、ムシトリナデシコ、ハナビシソウ、オオキンケイギク、ポピーなどの花の絨毯が続いていました。
ピンクのバラのアーチが愛らしい小林ガーデンの次は、500坪の和と洋が調和した野口ガーデンです。奥様が笑顔で迎えてくださり、植栽のデザインや日々の手入れなどをお話下さりながら花々の間を散策しました。バラ、デルフィニューム、アリウム、アーティチョーク、ジギタリス、サルビア・レモローサに白のオルレアが咲き誇り、どの方向にカメラを向けても絵になる風景に感激しました。そして案内していただいたゲストルームで温かいコーヒーをごちそうになり参加者一同、至福のひとときでした。
最後に伺った広い芝生の吉野ガーデンは玄関前のユーホルビアの大鉢が個性的で、奥の庭は木々と花々が風に揺れて爽やかでした。
3時間半の行程の後、ランチでは美崎牛のハンバーグとデザートのイチゴたっぷりのババロアがとてもおいしく白岡の皆様のおもてなしにふれて、楽しく気持ちの良い一日となりました。また、花や木々の植栽方法や鉢花の活かし方、色の組み合わせなど園芸福祉を学ぶ身にはとても勉強になりました。
自己紹介や交流会の後、有志の方はさらにタクシーで他のガーデンに向かいました。
遠方よりご参加いただきました皆さま有難うございました。(田畑 記)